社長のひとり言

9月社長のひとり言 雑草の生命力

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雑草の生命力を学びましょう

 

9月に入りました。投稿が1日になり本当の今月となりました。 今までは、前月末ごろに載せておりました。習慣とは、不思議なものでして何人かのファンの方は、月末に見ていただいております。 で、遅れますと、「アレッ!」とビックリされたようです。

申し訳ありません。 実は、31日が水曜日で弊社定休日でした。30日にでも載せればよかったのでしょうけど、丁度、税務署さんの定期の監査がありまして最終日で多少質問事項、ご指導等ありましたから、つい忘れていました。  「今月は?」でやっと気づきました。

昨日は、自宅の敷地の草取りをしました。 昨年までは、父がいつも、いつも木の下やら、庭のすみに座って、ひたすら取ってくれていました。「我が家には、草が少ないんだなぁ」と錯覚しておりました。ところが、父が1年前に他界しまして、取る人がいなくなると一気に生えてきます。みるみるうちに、草だらけです。 部屋の掃除と一緒で見るたびにイライラしてきます。 精神衛生上よくないですね。 で、暇を見つけては草取りをやっております。

蚊取り線香を四方に囲って帽子にサングラス、軍手にゴルフのボールマーク直しのフォーク、でひたすら、草に向かっております。 草取りをする中でも学ぶことがたくさんあります。
雑草からの学び
1 いつでも、どこでも生きようとする
(常に、チャンスを探している)
2 踏まれているうちは、生えないが踏まなくなると、すぐに芽を出してくる
(苦しい時は、静かに耐えて、いざ時がくると一気に力を出す)
3 時期により、入れ替え入れ替え種類が変わって生えてくる。
(環境によって、対応できる人が代わる)
4 固い土でもあの細い根を張る
(雨の時土がやわらかくなる一瞬に根を広げているのでは。一瞬のチャンスをのがさない)
5 枯れているように見えても、種子はしっかりと元気である
(とぼけた顔して、その実、性根はしっかりしている)
6 日陰はあまり生えない
(陽のあたるところ、明るいところ、をしっかりと選んで生きる)
7 表面をバーナーで焼いてもしばらくは生えないが、すぐに生き返る
(常に地下で次を準備している)
8 木の下、日陰はすぐ抜ける
(太陽の恵みを受けないと弱々しい)
9 地面に出るのは小さくても、根っこは地中深くしっかり張っている
(人間、会社の範とするところ)
10抜いても、抜いても、くさることなく、しつこくしつこく生えてくる
(これも、人生、会社経営、のさえたる範である)
こんなことを感じながら、こつこつと汗にまみれて草取りをやってます。
そして、なによりもいいことは、父の在りし日を偲びながら父と一緒に草取りをやってる気持ちになれることでしょうか。
今更ながら、父の陰ながらの支えに感謝しきりです。
親は、いつかは先立ちます。 孝行は今しかありません。 少しでいいから、優しい言葉
やさしい態度、を心がけましょう。
いづれ、必ず、 天から助けてくれます
今月の標語  雑草の生き方に学びましょう

塚本 政樹