11月社長のひとり言 偽装表示は
偽装表示がこんなにも
10日ほど前、阪神阪急ホテルの偽装表示が表面化しました。 社長の弁解会見がテレビで映し出されました。 その社長は、自分を正当化しようとしているのか、悪びれた表情は一切なく、逆に憮然とした表情で、「現場の認識の違い」 私は、知らない。と、まさに責任転嫁、強気を醸しだしているように見え、潔さがなく、情の薄すい人柄に見えました。
暴利を貪るためではないとは言いながら、(不思議なことに、間違うにしても、同じ商材でも、高いほうには絶対にまちがわない、意図的としか思えない) 責任のがれ、開き直りのような記者会見に見えました。 どうやらこの会社、合併を繰り返してきたようで、派閥とか、吸収される側、等、力関係、人間関係がえげつなく絡んでいたのではないでしょうか。 その後も他社もやっているようで、案外平気なのかもしれません。
ただ、今回の問題を解決もせず、 信用失墜後の新たな道筋をつけることもせず、
「責任を取って、11月には退任する」 との表明。 投げ捨てて バイバイは無いだろう・・・・・・・・
私も、小さな会社の社長ですが、傷つき弱った会社を放って、すたすた逃げ出すことは、とてもできません。 以前の東京電力の事故の時も、時の社長は、体調不良とかで一切マスコミにも出ず、すぐに社長が変わったような気がします。
大手さんは、オーナーでない場合が多いので責任感が少ないのではないかと思います。 長という立場をいただいた場合は少なくとも、自負と責任を持って何事も最後まで頑張っていかなければと思います。
逃げず前向きに頑張りましょう。
今月の標語 責任を取れる人間になりましょう
塚本 政樹