6月社長のひとり言 Ⅴ 自反尽己(じはんじんこ)
「心に残る言葉」の冊子をいただきました。 タイトルが自反尽己です。
自反尽己とは、自らに反(かえり)己を尽くすことである。 平たくいえば、自反とは指を相手に向けるのではなく自分に向ける。すべてを自分の責任と捉え、自分の全力を尽くすことである。
幸田露伴の「努力論」にあるこんな言葉のご紹介 「大きな成功を遂げた人は、失敗を人のせいにするのではなく、自分のせいにするという傾向が強い」
ノーベル賞受賞者の山中伸弥氏は 「うまくいった時はおかげさま。うまくいかなかった時は身から出た錆」を信条にされました。
松下幸之助氏は 「僕はな、物事がうまくいった時にはいつも皆のおかげと考えた。うまくいかなかった時はすべて自分に原因があると思っとった」 と紹介されています。
自反尽己・・・人が生きていく上でのもっとも大事な根幹が、この四文字に息づいているようです。