11月社長のひとり言 Ⅲ 忍
先日、創業100年の老舗割烹店へ行きました。 昼の定食をいただいたのですが、そちらにカウンターの上の壁に色紙が掲げてありました。 それが「忍」の一文字で大きく書かれてその下に「男心は忍の一字だ」と小さくかかれていました。
達筆で、どなたが書かれましたか?と尋ねたら「祖父が書いたものです」とのことでした。 現在は4代目の方が経営をされていますが、お店とすれば2代目の方です。 私が素晴らしいと感じたのは「男心は忍の一字だ」の「だ」と喝破されていることです。 随分とご苦労され辛酸をなめられた結果だと思います。 まさに男の真骨頂だと思います。
ちなみに私の会社での湯呑は、皆さんご存知の 山本五十六の「男の修行」です。 改めてご紹介します。
男の修行
苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満のこともあるだろう
腹のたつこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえていくのが
男の修行である
山本五十六
私は、朝打ち合わせの時、昼ごはんの時に毎日毎日見ております。 しかし普段は見ているだけで心に入っていません。残念ながら。 こういった機会に改めて心に泊めようと思っています。